保育ルーム Kidney Bean オフィシャルサイト
保育室訪問
初訪問
2007年3月23日

皆様、初めまして。
2001年12月1日に保育ルームKidney Beanのホームページを公開して以来ずっと弊社にてサイト運営させていただいておりますBONA DEA, Incの後藤です。早いものでHPを公開してから6年が経ち今年6回目の春を迎えたこの季節にやっと保育室を訪問することができました。 保育室がある千葉県柏市を訪れるのは私にとって今回が初めてということもあり、弊社がある横須賀からはちょっとした小旅行でした(笑)。行きの電車に揺られる中で、ホームページで紹介されている保育室の様子の写真を思い浮かべながら、車窓に次から次へと移り変わる風景に子どもたちの澄んだ瞳を重ねるように映し出しながら、子どもたちの様子を早くこの目で確かめたいという気持ちを抑えるのに大変でした。なぜなら、私は当初よりこの保育室の保育理念が大変素晴らしいものであることに感銘を受けており、以前より機会をみつけて是非一度見学に訪れてみたいと思っていたからです。

増尾駅に到着して、ホームページから印刷して持ってきた地図を確認し、保育室へと足を向けました。なんだか、保育ルームKidney Beanへ我が子を預けるために見学に訪れる親御さんの気分でした(笑)。保育室がある富士ビルの3階へと上って行くと、入り口に「保育ルーム Kidney Bean」と書かれた素敵なプレートが目に入ってきました。ワクワクしながら、そっとドアを開けて中へ入ると写真で見た光景が目に入ってきました。 受け入れ室には季節ごとに素敵なディスプレイが飾られていて、子どもたちの感性を磨くための刺激のひとつになっているのだろうなと感じました。

先生方がそれぞれ気持ちよくご挨拶してくださり、案内されるままに室内に入り、石鹸できれいに手を洗った後いよいよ子どもたちの日常生活をこの目で拝見して確認できる瞬間がやってきました。

子どもたちは丁度お昼寝から目が覚めたところで、見知らぬオジサンの来訪に少々戸惑い気味!?でしたが、すぐに興味津々で近づいてきてました。話しかけてくれる子、おもちゃを持ってきて手渡してくれる子、自分が積み上げた積み木を見せてくれる子、洗濯バサミが上手に使えることをやって見せてくれる子、宅配ピザのメニューで自分の好きな!?ピザを教えてくれる子、自己紹介してお名前を教えてくれる子、目の前でじっと私の顔を見つめて観察する子、私が持っているデジカメの液晶画面に映る画像に興味を示す子、照れて恥ずかしいのか、部外者に対する防衛本能が働いているのか柱にぴったりくっついて決して視線を合わせようとしない・・・でもこちらの様子を気づかれないようにちゃんと観察している子、先生にべったりくっついたまま離れない子、周りの賑やかさに全く動じずお昼寝を続ける子、私のことなど全く気にせず無我夢中でおもちゃ遊びを続ける子・・・

言葉が話せるおにいちゃん、おねえちゃんは会話でもってコミュニケーションを図ろうし、言葉はまだ話せなくても、手や足、体全体、顔の表情、そして何よりも純真で無垢な瞳で私に話しかけてくる子どもたち。子どもとは大人が持つ常識にとらわれ過ぎていて見えなくなってしまっている部分、いわば死角になっている内で我々が想像する以上に、子ども同士にしかわからないハイレベルのコミュニケーション能力を発揮しているのかも知れませんね。

そういう社会性を学べる環境でありながら、一方で0歳から3歳の年齢はまだまだ一対一の関係、子どもと母親(父親)という関係でなければならない時期です。その関係が先生対1人の子どもの関係で保たれているように印象を受けました。先生方は、決して子どもたちを一括りにせず、常に対ひとりの子に接することを心掛けている様子が手に取るようによくわかりました。臨床教育心理学に基づく乳幼児教育を理念に掲げた保育室だからこそ、決して広い空間とは言えませんが、限られた空間内の要所、要所に子どもの成長にできるだけプラスに働くような工夫とアイディアがこれでもかとばかりに凝縮されているように思えます。保育ルームKidney Beanは認可された保育室ではありませんが、たとえ認可されていなくとも、そこには一般的な認可保育室とは明かに異なり、それらを遥かに凌ぐ素晴らしい空間が存在すると明言しておきましょう。

2007年4月吉日  
BONA DEA, Inc.   
代表取締役 後藤 立